(建設工業新聞)1998年3月25日:
「マハティール首相に渥美・建設賞〜イホープカ〜」
アジア西太平洋地域の建設団体で構成するアジア・
西太平洋建設業協会国際連盟(IFAWPCA)の第29回大会が
15日から19日までマレーシアの首都クアラルンプールで開かれ、
大会開催国のマハティール首相が「渥美・建設賞」を受賞した。
渥美建設賞は、海外建設協会の元会長でIFAWPCAの元会長でもある
故渥美健夫元鹿島建設社長を記念して創設された賞で、
参加国のうちで建設事業に最も貢献のあった人物あるいは団体に対して授与される。
今回はKLタワーや、ペトロナスツインタワー、
新国際空港などの国家的なプロジェクトを推進してきた
マハティール首相の手腕を高く評価、同賞の授与を決めた。
マハティール首相は「わが国が推進してきたビッグプロジェクトは
私個人の力で行っているのではなく、
価値ある何かを示したいという全国民が進めているものだ」と受賞の喜びを語った。