2000年度AISFニュース

Back


 
  • 2000年度研究報告会 
  • 2001年3月3日(土)、渥美財団ホールにて、研究報告会が開かれ、2000年度の 渥美奨学金受給者12名が自分の研究成果を発表しました。今期・来期の渥美奨学生やラ クーン会(同窓会)のメンバー、財団役員に加え、日本で留学生支援をしていらっしゃる 方々にもご参加いただき、本年度最後の行事も盛会のうちに終わらせることができまし た。発表者は、自分の博士研究を「子供にもわかるように」「15分以内で」説明するの に大変苦労したようでしたが、たくさんの方が初めてパワーポイント(コンピューターを 使って発表するプログラム)に挑戦し、それぞれ素晴らしい発表をしてくださいました。 最後に、渥美財団理事で弁護士の遠山友寛様、評議員で東京大学名誉教授の秋山光和様、 そしてお客様を代表して鹿島美術財団の原嘉男様からコメントをいただきました。報告会 の後、嶋津忠廣運営委員長より、渥美財団の元留学生ネットワークによる関口グローバル 研究会(SGRA)の紹介がありました。その後、参加者はビールと中華料理を食べながら歓 談を楽しみました。

    2001年3月3日(土)、渥美財団ホールにて、研究報告会が開かれ、2000年度の 渥美奨学金受給者12名が自分の研究成果を発表しました。今期・来期の渥美奨学生やラ クーン会(同窓会)のメンバー、財団役員に加え、日本で留学生支援をしていらっしゃる 方々にもご参加いただき、本年度最後の行事も盛会のうちに終わらせることができまし た。発表者は、自分の博士研究を「子供にもわかるように」「15分以内で」説明するの に大変苦労したようでしたが、たくさんの方が初めてパワーポイント(コンピューターを 使って発表するプログラム)に挑戦し、それぞれ素晴らしい発表をしてくださいました。 最後に、渥美財団理事で弁護士の遠山友寛様、評議員で東京大学名誉教授の秋山光和様、 そしてお客様を代表して鹿島美術財団の原嘉男様からコメントをいただきました。報告会 の後、嶋津忠廣運営委員長より、渥美財団の元留学生ネットワークによる関口グローバル 研究会(SGRA)の紹介がありました。その後、参加者はビールと中華料理を食べながら歓 談を楽しみました。

     

  • 2001年度渥美奨学生が決定しました 
ボルジギン、ブレンサイン 中国 (内モンゴル) 早稲田大学 東洋史
範 建亭 中国 一橋大学 国際経済学
ハルトノ、ピトヨ インドネシア 早稲田大学 物理及び応用物理
全 振煥 韓国 東京工業大学 環境理工学創造
蒋 恵玲 中国 横浜国立大学 電子情報工学
コストブ ブラホ マケドニア 東京都立科学技術大学 工学システム
李 R瑛 韓国 お茶の水女子大学 比較文化
李 英淑 韓国 筑波大学 教育学
梁 興国 中国 東京大学 化学生命工学
ルィン ユ ティ ミャンマー 東京医科歯科大学 公衆衛生学
奇 錦峰 中国 (内モンゴル) 東京医科歯科大学 薬理学
スリスマンティヨ、ヨサファットテトォコ インドネシア 千葉大学 人工システム科学
 
  • ラクーン会 イン バンコク

    11月18日(土)、比較的涼しくて(日中30度くらい)乾季で過ごしやいバンコク の、レストランBussaracumにて、ラクーン会が開催されました。タイのラクーン達(ビラ バット1996、ノイ1997、プラチヤー1999)と今西が集まって、タイ料理とお しゃべりを楽しみました。話題はタイの大学の話・・・タイガーウッズに名誉博士号を授 与するのは妥当か、とか、アジアに共通の仕事をしすぎると「出る釘は打たれる」ので頭 に来た話などでした。 今西は、バンコク滞在中に、3つの主要な大学、プラチアさんのカセサート大学、ビラ バットさんのタマサート大学、そしてノイさんのチュラロンコン大学を尋ね、ラクーンの 皆さんがそれぞれがんばっていることを知り、とても嬉しく思いました。

    今西は、その後、ヤンゴンのキン・マウン・トウエさん(1996ラクーン)を訪問しま したが、ミャンマーの印象記はSGRAかわらばんをご覧ください。

    PrachyainMuseum.jpg (40435 バイト)  NoiinCar.jpg (38806 バイト)  BangkokRaccon.jpg (32964 バイト)  ViravatatTemple.jpg (41858 バイト)

     

  • 渥美奨学生の集い
     
    10月3日(火)午後6時半より、恒例の「渥美奨学生の集い」が開催され、渥美財団 役員、ラクーン会員、本年度奨学生、あわせて約30名が集まりました。今年は、渥美 財団選考委員長で東京大学工学部の畑村洋太郎教授に「技術の創造」というお話をして いただきました。失敗に学ぶことがいかに大切かということ、効率や便利さばかり追い 求めるために教訓を忘れてしまっていること、効率の低い枝葉の部分を切り落としてき たためにひとつのルートがつまると他へ迂回できなくなっていること、作業がマニュア ル化され全体がわかっている人が居なくなっていること、それゆえ事故があっても適切 な判断ができないこと、技術の成長周期は30年なので、半導体を初めとする多く産業の 最盛期が終わりつつあること、現在次々に起こる事故はこのような状況から説明できる こと、まだまだ日本では危機感が少なく、今後10年はこのような嫌な事故が起きるだろ うということ、などなど「恐ろしい話」をたっぷり伺いました。また最後の10分間に は、ビデオを使って、先生の研究室で行っているナノ・テクノロジーの紹介をしていた だきました。その後、「科学の進歩は人類にとって必要か」(科学は人類を幸せにする ものではないが、人間の好奇心が科学を発展させる)「人間の心は科学的に説明できる のか」(好きになる等の人間の心も、今では物質の移動で説明される)など、参加者か らのたくさんの質問にも丁寧にお答えいただきました。(講演録を編纂中)講演会の 後、参加者はお刺身やお寿司をつまみながら、ゲストの文部省芝田留学生課長や財団役 員の先生方との歓談を楽しみました。(文責 今西)

    Atsumari00B.jpg (77872 バイト)    Atsumari00A.jpg (48968 バイト)    Atsumari00C.jpg (62902 バイト)

     

  • たくさんの応募をありがとうございました 
     
    2000年度渥美奨学生募集は2000年9月30日をもって締め切られました。 今年は、23ヶ国/地域、50大学からの、191名の方にご応募いただきました。今 後、予備書類選考・予備面接・選考会を経て12名の採択者が決定されます。選考結果 は12月中旬に発表されます。

     

  • 軽井沢旅行 
     
    お天気に恵まれた今年の軽井沢旅行は、いつもに増して忙しいものでした。恒例の離れ山ハイキング、すいかわり、花火、理事長の別荘でのバーベキュー・パーティーに加えて、今年は、セミナーが2回と懇談会がありました。また、スペシャル・ゲストとして、国際CISV本部(Childrens' International Summer Villages)の役員もパーティーに加わりました。2回のセミナーは、昨年からの続きともいえますが、今年は、SGRA(関口グローバル研究会)が主催し、自主研究テーマである、「地球市民」と「ITと教育」がとりあげられ、活発な議論が繰りひろげられました。懇談会には、今話題の新生銀行の八城社長をお招きし、様々な質問にお答えいただきました。全てのプログラムが、国際的かつ学際的で、本年度奨学生も、ラクーン会やSGRA会員も積極的に参加しました。(今西訳)
     
2000軽井沢1.jpg (117528 バイト) 2000軽井沢3.jpg (63220 バイト) 2000軽井沢2.jpg (101649 バイト)
 
  • ゴールデンウィークのラクーン会 
ラクーン会 in 台北 

ゴールデンウィークを利用して、5月3日〜5日、今西常務理事と次女明日香は、台北 を訪問し、洪徳俊さん(1995 Kobe Raccoon)、方美麗さん(1977 Raccoon)、楊接期さん (1999 Raccoon)の歓待を受けました。洪さんのボランティアワークの北投温泉再開発計 画も、方さんに案内してもらった士林地区の夜市も、輔仁大学の方さんの学生さん達と の質疑応答も、台北で一番豪華なホテルで行ったラクーン会も、猫空地区の山上で行っ た真夜中の茶会も、洪さんと楊さんの勤める国立中央大学の学長先生との面会も、大学 の近くの客家の廟の見学も、楊さんの研究室の画期的な教育的サイバー都市の建設計画 も、全てとても興味深く、楽しいものでした。3日間でこれ以上は望めないほど、いろ いろなことができ、また、帰国した皆さんの活躍なさっている様子を拝見して、とても 嬉しく思いました。

Taiwan01.jpg (85346 バイト) Taiwan02.jpg (61712 バイト) Taiwan03.jpg (102482 バイト)

ラクーン会バーベキュー in 東京 

5月6日(土)、本年度ラクーン会の王旦会長のイスラム・バーベキュー・パーティー が、今西家の庭で開催されました。参加者は、持ち寄りの料理やバーベキューやビール を楽しみながら、例によって中国での大学建設など、発展的な話題に花を咲かせまし た。
参加者:高偉俊一家、マキト、施建明、呉弘敏、李鋼哲一家、王旦、理事長、今西

 

  • 「おめでとう博士」 
下記の皆さんが、1999年度に博士号を取得されました。おめでとうございます!
 
1999年度渥美奨学生
マリア・ハケウ・コインブラ (女)ブラジル 博士 東京水産大学(資源育成学) 在ブラジル
洪 京珍  (女) 韓国 博士 東京工業大学(化学工学) 東京工業大学理工学研究科助手
侯 延昆 (男) 中国 博士 東京工業大学(物理電子化学) エール大学薬学研究科研究員(在ニューヘブン)
具 延 (男) 中国 博士 筑波大学(農学) 小西安株式会社勤務
プラチヤー・ムシカシントーン (男) タイ 博士 東京水産大学(資源育成学) カセサート大学水産自然史博物館学芸員(在バンコク)
ブ・ティ・ミン・チィー (女) ベトナム 博士 一橋大学(教育社会学) 在ハノイ
楊 接期 (男) 台湾 博士 東京工業大学(教育工学) 中央大学情報工学部専任講師(在桃園)
周 海燕 (女)中国 博士 東京医科歯科大学(医学) 北京中医薬大学日本分校助教授
1998年度渥美奨学生
何 祖源  (男) 中国

博士

東京大学(先端学際工学) 東京大学大学院 新領域創成科学研究科助手