2024 新年会(1月例会)報告
2024年1月20日、毎年恒例の渥美財団新年会が財団ホールとzoomとのハイブリット形式で開催された。当日は、大寒の折、厳しい冷え込みにもかかわらず渥美直紀理事長、伊都子顧問をはじめ財団スタッフの方々、本年度の奨学生、そして世界中のラクーン有志が集い、暖かく華やいだ雰囲気の新年会となった。
まず準備作業として、新年会が始まる前の午前中に有志で餃子作りを行った。今年は、徐さん、何さんが中心となり、花椒水・花椒油入りの白菜豚肉餃子、そしてニラ餃子、タケノコ餃子の3種類を作った。具材、皮づくりは主に本年度の奨学生が担当したが、最後の餃子包みには、今西常務理事ら財団スタッフの方々、早めに会場にいらしたラクーンの先輩方も加わり、和やかな雰囲気で作業が進んだ。
午後、角田事務局長の司会のもと開始された新年会では、まず冒頭に渥美理事長から新年の挨拶として、これまでの財団の歩みと今後の活動予定に係るお話があった。
理事長の挨拶に続いて、伊都子顧問の96歳の誕生日を祝い、本年度の奨学生から花束、手作りのキャロットケーキ、記念品(肖像画と傘)が贈られた。この肖像画は、伊都子顧問の写真データをもとに、同時に贈呈された傘を持つお姿をAIが自動で描いた作品である。また花束は、上記の肖像画に加えて伊都子顧問のお人柄をイメージして作られた、オーダーメイドのものであった。以上のプレゼントについては、ラクーンの先輩方の協力を得つつ、黄さん(全体統括)を中心に花束班(リーダー小美濃さん)、ケーキ班(リーダーJunShiさん)、記念品班(リーダー金さん)に分かれて準備した。本年度奨学生を代表して、改めて伊都子顧問のご健康とご多幸をお祈りしたい。
伊都子顧問の誕生日会の後には、ラクーンの先輩方主催でレクレーションのビンゴ大会が開催された。先輩方のお子さんがビンゴの番号を読み上げるなか、参加者一同大いに盛り上がった。こうして、餃子やその他の美味しいお食事、お酒を片手に参加者の間で歓談の輪があちこちに生まれるなか、新年会は、盛況のうちに幕を閉じた。
本年2024年は、渥美財団設立30周年の記念すべき年にあたる。財団スタッフの方々、世界中のラクーンの皆様がこの1年を健やかに過ごし、更に活躍されることを祈願しつつ、本報告の締めくくりとしたい。
文責:徳永佳晃(2023年度奨学生)
当日の写真