2021年新年会報告
まるで春のような陽気になった1月16日(土)、2020年度奨学生、及び世界各地からのラクーンメンバーや財団スタッフなど総勢61名が参加して2021年新年会が開催されました。今年は新型コロナウィルスが再流行している状況をふまえて、財団に集まる人数は10名以下にし、その他の方々はオンラインで参加するハイブリッド形式での開催になりました。
私たち2020年度奨学生は、去年12月から理事長のお誕生日をお祝いする「作戦会議」を始め、ケーキや花束、プレゼントの内容について様々な良いアイディアを出し合ってきました。いよいよ新年会当日。オンライン上に集合したラクーンの皆さんのお話が盛り上がっている中、財団ホールではケーキを出す準備が進められ、消灯と共にバースデーソングが流れると「93」というナンバーキャンドルが立てられた特注ケーキが登場しました。理事長がろうそくの灯を吹き消すと同時に、1月の誕生花であるスイートピーと緑色の紫陽花、淡いピンク色のバラ、チューリップ、カーネーションが組み合わせられた花束をお渡しし、また、お花に囲まれて微笑む理事長の似顔絵を差し上げました。そして最後は、オンラインで参加されている同期の元笑予さん作の2020年度奨学生からのお祝いの動画のプレゼントです。動画は理事長へ一人一人から自分の言葉と表現で感謝の気持ちとお祝いを伝えたもので、会場で見ていた私もほっこりした気持ちになりました。
今年は例年のように賑やかなパーティーはできませんでしたが、今できることで、今年らしい新年会と理事長の誕生日のお祝いができたと思います。また、世界各地でご活躍されているラクーンメンバーの皆様の近況報告をお聞きすることができたのもオンラインならではのことでした。
全てのセレモニーを終えた後、理事長から新年のご挨拶がありました。お話を聞くうちに、私はこの1年で私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化した一方、新しい年を迎えたことは変わりないことを実感しました。
最後に、理事長をはじめ、新年会の準備をしてくださった渥美国際財団の方々、当日参加したり陰で応援してくださったラクーンの方々、一緒に準備をした2020年度の奨学生の皆様に心より感謝申し上げます。なかなか直接交流することのできなかった2020年度奨学生同士や先輩方から沢山の刺激を頂くことができた貴重な時間となりました。
2021年理事長へのお誕生日お祝いメッセージ(2020年度奨学生より)
当日の写真
(文責:李受眞)