2020年新年会報告

例年1月の第三週目当たりに開催されてきた渥美国際交流財団の新年会ですが、今年はフィリピンで開催された「第5回アジア未来会議」の日程により、2020年新年会(AISF New Year Party)が2月1日(土)に開催されました。渥美国際財団のスタッフをはじめとして、2019年度奨学生、ラクーンメンバーやそのご家族が渥美財団ホールに集まり、大盛況のうちに新年会が行われました。

 私は、12時少し前に渥美財団ホールに着きましたが、ちょうど出来上がった餃子がテーブルの上に置かれて、その彩りがとても綺麗で思わず自分のカバンの中から携帯電話を出してカシャカシャ写真を撮るのに夢中になってしまいました(笑)。その後、料理の説明の際に、渥美財団新年会の恒例となる「餃子プロジェクト」チームは、今朝早くから集まり、餃子の皮から中身まで(野菜などの素材を刻む)すべてを手作りしていたというお話を聞いて「餃子プロジェクト」チームに敬意を抱きました。また、母国の料理を作ってきた奨学生もいて、新年会のために料理を用意して下さっだ方々に心より感謝しております。ご馳走様でした。本当に美味しかったです。

 理事長の挨拶や乾杯で、いよいよ本格的な新年会が始りました。中庭では餅つきが行われていて、ホールではみなさんわいわいと食べ物や飲み物を楽しみながら賑やかな様子でした。が、実は、私たち2019年度奨学生一同は、多少緊張感を感じる雰囲気のなかでこそこそと何かについて何度も手順を確認して、お互いに話し合っていました。それは、理事長の「誕生日お祝い」でした。12月中旬からみんなでいろいろなアイディアを考え出した結果が、披露される日になったのです。理事長が好きな紫色の花、ケーキが次々紹介されました。最も工夫したのは、断然スペシャルプレゼント「315ピースのパズル」でした。パズルの表は、理事長が生まれたイギリスのローマを背景にしたモノクロ写真となり、パズルの裏は、渥美国際交流財団の第一期から私たち第二十五期までの奨学生の名前をすべて書き入れた315枚のピースとなっています。奨学生の皆さんの祝福および感謝の気持ちを込めているという意味合いです。渥美国際交流財団にいらっしゃる方には、ぜひこの「315ピースのパズル」をご覧下さいますようお願い申し上げます。

 新年会の最後には、ビンゴゲームが行われました。私はビンゴゲーム自体が初めてであり、なかなか数字が当たらず焦っていたのですが、、、ビンゴになったときにはとても嬉しくて興奮して「ビンゴ!!ビンゴ!!」と大きな声で叫びながら前に飛び出してしまいました(笑)今振り返ってみたら、少し恥ずかしいながらも、子どもみたいに無邪気にわくわくしましたし、何気にスリルがあって面白かったと思います。

 私は、渥美国際財団の家族的な雰囲気や居心地の良いところが大好きです。特に今年は、渥美国際交流財団創立25周年となります。「人々の心の中に国際理解と親善の芽が生まれ、やがては世界平和への道がひらかれてゆくことを願って」、今年も、今後とも、渥美国際財団の皆さんがご幸福で満ち溢れますようにお祈りいたします。

(文責:金 信慧)

当日の写真