2003狸のラクーン会 in 東京
平成22年2月22日、4つの2が揃ったこの特別の日に東京新宿で2003年度奨学生ラクーン会が開催されました。渥美奨学財団常任理事の今西淳子さんをはじめ、2003年度ラクーンの林少陽さん、フスレさん、ヤマグチ・アナ エリーザさん、ティシ・マリア エレナさん、ご新婚の張桂娥さんとご主人、筆者の私(臧俐)の計8名が参加しました。2003年度ラクーンの私たちにとって、今回の集いは奨学生終了後の初めての単独の集まりでした。しかも、イタリアと台湾からそれぞれ来日したティシ・マリア エレナさんと張桂娥さん、またこの3月に香港の大学に新たに赴任するために東京を去る林少陽さんがいるため、ラクーン会であると同時に歓迎会と送別会でもあるような雰囲気でした。
私はその日の仕事を終えて駆けつけましたので途中からの参加でしたが、着いた時には既に相当盛り上がっていました。その後も、地球市民の話や、日本の政治・社会・鳩山新政権の話や、中国社会の昔と今・及びその諸問題についてなど、みんなで多面にわたって歓談しました。特に日頃言葉数が少ないフスレさんがいつもと違って大活躍してこの集まりを最後まで盛り上げてくれました。結局、会を終えた時には予定より大幅に時間が過ぎていました。最後に今西さんから財団設立15周年記念出版『われら地球市民−かるがると国境を越える』という本をいただきました。
久しぶりの再会と歓談でしたので、私ももちろんですが、みんなとても楽しそうでした。話題も国際的に多岐にわたり、本当に有意義な一時を過ごさせていただきました。このラクーン会を開催してくださいました今西さんと渥美財団に心より感謝を申し上げます。また財団設立15周年、本当におめでとうございます。
(文責: 臧 俐)