渥美財団2010年新年会



2010年1月9日(土)の12時から、奨学生やラクーン会員および家族約50人が集まる中、渥美国際交流奨学財団の新年会が開催されました。

今回の新年会では、奨学生各自の国の料理を披露しましょうとの企画があって、ダルウィシュ・ホサムさんはシリアのフムス(ひよこ豆のペースト)を、カバ・メレキさんはトルコのキョフテ(肉団子)、フムス(ひよこ豆のペースト)、トルコ風アップルケーキを、シェルマトプ・ウルグべックさんはウズベキスタンのプロフ(ポロ)(牛肉入り炊き込みご飯)作ってくれました。フェルトカンプ・エルメルさんはオランダのデザート、パンネクック(パンケーキ)、イェ・チョウ・トゥさんの弟さんであるイェ・チョウ・ティンさんはミャンマー風のエビチリを作ってくれました。スリランカのシャミラさんがパティス(スリランカ風餃子)、羅仁淑さん(1998年狸)は韓国のキムチを、金英順さん、郭栄珠さんと私は韓国のタッカルビ(辛い鶏料理)、トッポッキ(餅料理)を作りました。シリアとトルコの料理が、ちょっと見たところでは違って見えたのに、材料も作り方も同じと後で聞いて、びっくりしました。

昨年に続いて今年も中国チームは水餃子を作ってくれました。餃子班長の張建さん(2008年狸)と助手塩原フローニさん(2008年狸)は朝早く財団にきて、小麦粉を練ったり、野菜を細かく刻んだり、餃子を作るための作業を始めました。それから、 修震さん(2008年狸)ご夫妻と、王立彬さん(2005年狸)の息子さんのしん君を含む何人かが餃子の包みを手伝いました。

皆さんの心のこもった各国自慢料理とおせち料理を、みんなでとてもおいしくいただきました。

お正月の定番、お餅つきが始まると大人子供問わずに庭に出て持ちつき体験を楽しんでいました。お餅つきをはじめて見る子供もいたのでしょう。私にとっても直接見るのは初めてで、お餅はこんな風に作られるんだと興味津津でした。

もう一つの新年会の定番であるビンゴゲームは、みんなが当たるまでやるといる楽しさあふれるゲームでした。このゲームで当たれば、今年一年間もずっと当たり続けられそうな気がして、とても嬉しかったです。皆さんもそうであったのではないかと思います。

今年82歳のお誕生日をお迎えになった理事長へのお祝いにエリックさんがドイツから直接シュトレンというドイツ伝統のケーキを持ってきてくれて、それに蝋燭を灯して、みんなでそれぞれ自分の国の言葉で誕生日の歌を歌いながら、理事長のご健康をお祈りしました。

餃子作りをはじめとして色んな体験ができ、皆さんに会えてとても楽しい新年会でした。来年も日本にいられたら、また参加したいと思います。

(文責:孫貞阿)

イェ・チョウ・トゥ撮影写真

谷原撮影写真