ラクーン会 in 台北
今年の台湾は11月に入っても30度前後の高温が続き、8日の朝になってはじめて秋の気配が感じられました。遅れてきた寒波の訪れと共に、台湾のラクーン会は待望していた今西さんと4年ぶりにやっと台北でお会いすることができました。幹事を務めた葉文昌さん(1999)が、台湾の美しい景色を披露しようと北海岸の旅を計画し、張桂娥さん(2003)の運転で金山の温泉、富基漁港、九?などの観光スポットを今西さんに案内しました。冷たい風と雨のなか、今西さんは早くも冬期の台北には特有の雨景色を満喫し、観光客の気分で温泉や台湾料理を満喫されたようでした。
葉さんと張さんのほかに、楊接期(1999)、陳姿菁(2002)、蔡英欣(2004)、藍弘岳(2005)と?彩鳳(2007)総勢七人、台湾に居る台湾のラクーン会のほぼ全員がそろい、11月9日の夜に台北の『青葉』という台湾料理の老舗で集まりました。あいにくな天気や経済の冷え込みのせいか、外食客の多い日曜日の夜なのに東区の繁華街にはいつものような人の群れが見えず、店内にも空いていました。台湾ラクーン会はメンバーの半数が初対面ですが、自己紹介の続き、教育現場の出来事をはじめ、教育制度改革の問題、留学経験がもたらしたものや子育ての方針まで歓談が続きました。最後に、最近の台湾先鋭監督の話題作『海角七号』(岬七号)という映画をめぐってさらに盛り上がりました。しかし、メンバー達の専門分野が多彩で、関心も多岐にわたっていたため、夜10時近くなってもSGRAフォーラムのテーマは纏まりませんでした。結局今西のご期待を叶えず、台湾フォーラムの企画は実現できませんが、今回の集まりは貴重なスタートを切ったと思われます。来年までに良い提案が生まれるよう、そして理事長をお迎え、今西さんとご一緒に台北で再びお目にかかるよう、台湾のラクーン会一同そろって、心からお待ちしております。
(文責:?彩鳳)