渥美財団2008年新年会
2008年1月12日(土)12時から午後4時半まで、渥美国際交流奨学財団新年会が開催され、奨学生とラクーン会員及び家族40人が、同財団ホールに集まりました。参加者は皆、おせち料理やおもち、焼き鳥、小籠包などおいしい料理によって、寒い雨の中でも家族の暖かさを深く感じました。中国からの五糧液酒(アルコール度数は52度)はとても珍しいもので、独特な香りが出て、飲まない人もその香りを楽しむことができま
した。
おせち料理と理事長の挨拶の後には、特別なプログラムが用意されていました。それは有名な馬頭琴演奏家のチ・ブルグッドさんと西郷美炎子さん夫妻、そしてピアノ演奏家、則岡徹さんたちのすばらしい馬頭琴演奏でした。馬頭琴演奏を見たのは生まれて初めてだったので、本当に感動しました。特に、今年の北京オリンピック開幕式にも演奏されるチ・ブルグッドさんが作曲した『東の空』という曲はとても魅力的でした。もし機会があれば、もう一度聞きたい気持ちです。
参加者全員の紹介以後、例年のビンゴのゲームが開かれました。今年は第一期奨学生の王立彬さんの息子シンさん(慶應義塾大学経済学科2年生)が担当しました。参加者全員が熱心にビンゴを完成していったのに、今年度の奨学生スラバさんだけがビンゴにならなかったのですが、最後まで頑張って賞品をもらうことになりました。ビンゴを完成して喜んでいる子供たちの顔が本当にかわいかったです。来年は僕も子供を連れて参加しようと思いました。
今年の1月25日には、渥美理事長が80歳のお誕生日(傘寿)を迎えることになりました。突然なお知らせでしたが、全振煥さん(2001狸)がリーダーシップを発揮して、李済宇さんと梁明玉さん(ともに2004狸)が協力して準備したバースデーケーキとお祝いの花束を、参加者全員の心を込めて理事長に差し上げました。そしてお祝いのシャンパンとともに、日本語、英語、中国語、韓国語、台湾語、ウイグル語、ロシア語、スペイン語で誕生日のお祝いの歌を歌いながら、みんなのお母さんである理事長のご健勝とさらなるご活躍を心からお祈りしました。
文責:李成日