ラクーン会 in ボストン
2008年4月2日、快晴のボストン。ラクーン会は午後のダックツアーから始まった。ボストンの中心部を廻る90分間の人気ツアーだ。ツアー参加者が乗っている車は第二次世界大戦時に使われていた水陸両用車を改造したもの。午後3時、ラクーンたちは星条旗風に彩られたダックに乗り科学博物館から出発した。運転手を兼ねているガイドさんは、ユーモアな口調でボストンの歴史、とりわけ200年間の変貌を語ってくれた。ラクーンたちはアヒルの声を模してガーガーという声をかけてツアーを楽しんでいた。
そして夕方に、ラクーン会はリーガルという海鮮レストランでの食事会に移った。ホストはニューヨークからわざわざ駆けてきた今西淳子さん。ラクーンの皆さんがテーブルに揃えたのは8時ごろ。参加者の顔ぶれは、喬辛さん(96狸)、王岳鵬さん(97狸)とご家族(陳潔さん、王匯成ジェームスくん、王匯麗ジュリーちゃん)、孫艶萍さん(98狸)と同伴のMitchell Albertさん、林泉忠さん(00狸)、そして王健歓ケビン(05狸)。サラダやシーフード風の前菜に続き、メインディシュはロブスター。スチームかオーブン焼か選べる。
美味しいロブスターに加え、面白い話題もいろいろ。日本経済の低迷問題、インドの自動車会社の買収の動き、サブプライム問題、アメリカでの不動産売買といった経済の話題から、台湾の総統選やアメリカの大統領選、チベット問題そして中東問題のような国際政治関連の話まで、さらに生活に関わる食品安全問題、新車種、新型携帯電話など、楽しい会話は他のお客さんがほとんどいなくなった11時過ぎまで続いた。駐車場でさようならの挨拶を経て、今回のラクーン会が幕を閉じた。またいつか集まりたい。
文責:王健歓
ボストン・ラクーン会の写真は、アルバムもごらんください。