SGRAメールマガジン バックナンバー
Invitation to SGRA Fukushima Study Tour #6
2017年7月20日 15:01:36
SGRAかわらばん682号(2017年7月20日)
「『帰還』-新しい村づくりが始まる」
「産まれる前から死んだ後まで頑張らないと?:『妊活』と『終活』の流行があらわすもの」
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関口グローバル研究会(SGRA)では昨年に引き続き、福島県飯舘(いいたて)村スタディツアーを下記の通り行います。 参加ご希望の方は、SGRA事務局へご連絡ください。
SGRAでは2012年から毎年、福島第一原発事故の被災地である福島県飯舘村でのスタディツアーを行ってきました。そのスタディツアーでの体験や考察をもとにしてSGRAワークショップ、SGRAフォーラム、SGRAカフェなど、さまざまな催しを展開してきました。今年も第6回目の「SGRAふくしまスタディツアー」を行います。ぜひ、ご参加ください。
人 数:10人程度
宿 泊:「ふくしま再生の会-霊山(りょうぜん)センター」
参加費:一般参加者は新幹線往復費用+12000円
(ラクーン会会員には補助が出ます)
申込み締切:8月31日(木)
申込み・問合せ:SGRA事務局角田 E-mail:[email protected] Tel:03-3943-7612
http://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2017/07/Fukushima2017Program.pdf
2014年度渥美奨学生。インドネシア出身。ガジャマダ大学文学部日本語学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科に在籍し「国民国家形成における博覧会とその役割:西欧、日本、およびインドネシアを中心として」をテーマに博士論文執筆中。同大学21世紀アジア学部非常勤講師、アジア・日本研究センター客員研究員。研究領域はインドネシアを中心にアジア地域の政治と文化。
◆「産まれる前から死んだ後まで頑張らないと?『妊活』と『終活』の流行があらわすもの」
〇会場:渥美国際交流財団/鹿島新館ホール
http://www.aisf.or.jp/jp/map.php
〇会費:無料
〇申込み・問合せ:SGRA事務局 ([email protected])
13:30~14:30:発表
14:30~14:45:ティータイム(休憩)
14:45~16:00:質問応答・ディスカッション
ムラデノヴァ、ドロテア
(ライプチッヒ大学大学院東アジア研究所日本学科博士後期課程)
ファスベンダー、イザベル
(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)
司会:金律里
婚活や就活といえば馴染みのある表現ですが、最近「妊活」や「終活」といった言葉も流行してきています。婚活と就活は「生きている間」のことですが、妊活と終活は「人生が始まる前」と「終わった後」の「節目」を管理しようというものです。今や生涯(とそれ以前・以後)のあらゆる「節目」にこうした「活」が浸透し、その都度人生を活発にデザインするように呼び掛けられています。「活」という概念は、自分の力で情報を集め、あらゆる選択肢を考慮に入れた上で、自分(と自分の身内)にとって最適な選択をしなければならないという意味を強く含んでいます。もちろん、そこには自分の人生に関わるものを自分で決めることができ、自分なりに生きられるという自己決定のメリットはあります。
しかし一方でそれは、人生の選択肢を上手く扱えず失敗した場合は、個人の責任であるという「自己責任論」につながりやすい考え方でもあります。時に生きることの選択に失敗した場合、それを自分の責任として背負い込まねばならないとすれば、人は果たして人生を、自分の意志に沿って挑戦的に生きることができるでしょうか?
まずは「人生をうまくやるために、どうしてこんなにも頑張らなければいけないのか」という問いから始めようと思っています。それも生まれる前から死んだ後にまで。個人を「活」動させずにはおかないような社会的仕組みはいつ生まれてきたのでしょうか?この社会において「自由であること」とはどういうことでしょうか?国家はそこにどのように関わってくるのでしょうか?これらの問いを考える道具として、「自己管理する主体(entrepreneurial_self)」という言葉を手がかりにしながら、皆さんで、今日の日本社会で生きることの自由と責任について、ひろくディスカッションしていきたいと思っています。
http://www.aisf.or.jp/sgra/active/schedule/2017/8478/
★☆★SGRAカレンダー
◇第10回SGRAカフェへのお誘い(7月29日東京)<参加者募集中>
「産まれる前から死んだ後まで頑張らないと?『妊活』と『終活』の流行があらわすもの」
◇第57回SGRAフォーラムへのお誘い(8月7日~9日)北九州)<参加者募集中>
「第2回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性:蒙古襲来と13世紀モンゴル帝国のグローバル化」
第57回SGRAフォーラム「第2回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性:蒙古襲来と13世紀モンゴル帝国のグローバル化」へのお誘い
◇第6回SGRAふくしまスタディツアーへのお誘い(9月15~17日福島飯舘村)
「『帰還』-新しい村づくりが始まる」<参加者募集中>
◇第4回アジア未来会議「平和、繁栄、そしてダイナミックな未来」<論文募集中>
(2018年8月24日~8月28日、ソウル市)
http://www.aisf.or.jp/AFC/2018/
論文・小論文・ポスター(要旨)の投稿を受け付けています。
☆アジア未来会議は、日本で学んだ人や日本に関心がある人が集い、アジアの未来について語る<場>を提供します。
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http://www.aisf.or.jp/sgra/date/2017/?cat=11
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