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Invitation to the 9th Forum for the Kokushi Dialogue

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SGRAかわらばん1024号(2024年7月11 日)
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◆第74回SGRAフォーラム第9回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性「東アジアの『国史』と東南アジア」へのお誘い

下記の通り第9回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性を開催いたします。参加ご希望の方は、必ず事前に参加登録をお願いします。オンラインで参加の場合は、一般聴講者はカメラもマイクもオフのウェビナー形式で開催しますので、お気軽にご参加ください。

テーマ:「東アジアの『国史』と東南アジア」
日時:
2023年8月10日(土)9:00~12:30(タイ時間)11:00~14:30(日本時間)
2023年8月11日(日)9:00~15:30(タイ時間)11:00~17:30(日本時間)
会場:チュラーロンコーン大学(タイ国バンコク市)及びオンライン(Zoomウェビナー)
言語:日中韓3言語同時通訳付き

主催:日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性実行委員会
共催:渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)
助成:東京倶楽部

※参加申込(会場参加の方もオンライン参加の方も参加登録をお願いします)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_8k7udrxcSU2qA4VWEuR0Sw#/registration

(注)会場参加の方は第7回アジア未来会議へも参加していただくことになります。
https://www.aisf.or.jp/AFC/2024/

お問い合わせ:SGRA事務局([email protected] +81-(0)3-3943-7612)

開催趣旨
「国史たちの対話」企画は、日中韓「国史」研究者の交流を深めることによって、知のプラットフォームを構築し、三国間に存在する歴史認識問題の克服に知恵を提供することを目的に対話を重ねてきた。第1回で日中韓各国の国史研究と歴史教育の状況を確認することからスタートし、その後13世紀から時代を下りながらテーマを設け、対話を深めてきた。新型コロナ下でもオンラインでの対話を実施し、その特性を考慮して、歴史学を取り巻くタイムリーなテーマを取り上げてきた。
昨年は対面型での再開が可能となったことを受け、「国史たちの対話」企画当時から構想されていた、20世紀の戦争と植民地支配をめぐる国民の歴史認識をテーマに掲げた。多様な切り口から豊かな対話がなされ、「国史たちの対話」企画の目標の一つが達成された。今後はこれまでの対話で培った日中韓の国史研究者のネットワークをいかに発展させていくか、またそのためにどのような方針で対話を継続していくかが課題となるだろう。
こうした新たな段階を迎えて、第9回となる今回は、開催地にちなみ、「東南アジア」と各国の国史の関係をテーマとして掲げた。日本・中国・韓国における国史研究は、過去から現在に至るまで、なぜ、どのように、東南アジアに注目してきたのだろうか。過去の様々な段階で、様々な政治、経済、文化における交流や「進出」があった。それらは政府間の関係であったり、それにとどまらない人やモノの移動であったりもした。こうした諸関係や、それらへの関心のあり方は、各国ではかなり事情が異なってきた。こうした直接・間接の関係の解明に加え、比較的条件の近い事例として、自国の歩みとの比較も行われてきた。そもそも「東南アジア」という枠組み自体も、国民国家や「東アジア」といった枠組みと同様、世界の激動のなかで生み出されたものであり、歴史学の考察対象となってきた。
本シンポジウムでは、各国の気鋭の論者により、過去の研究動向と最先端の成果が紹介される。これらの研究は、どのような社会的・歴史的な背景のもとで進められてきたのか。こうした手法・視座を用いることで、自国史にいかなる影響があり、また今後はどのような展望が描かれるのか。議論と対話を通じて3カ国の国史の対話を、より多元的な文脈のうちに位置づけ、さらに開いたものとし、発展の方向性をも考える機会としたい。

■プログラム
8月10日(土)9:00~12:30(タイ時間)、11:00~14:30(日本時間)
【第1セッション(9:00-10:30) 司会:劉傑(早稲田大学)】
開会挨拶:三谷博(東京大学名誉教授)、趙珖(高麗大学名誉教授)
基調講演:楊奎松(北京大学・華東師範大学)
「ポストコロニアル時代の『ナショナリズム』衝突の原因をめぐる考察―毛沢東時代の領土紛争に関する戦略の変化を手掛かりに」

【第2セッション(11:00-12:30) 司会:南基正(ソウル大学)】
発表:
タンシンマンコン・パッタジット(東京大学)「『竹の外交論』における大国関係と小国意識」
吉田ますみ(三井文庫)「日本近代史と東南アジア―1930年代の評価をめぐって―」
尹大栄(ソウル大学)「韓国における東南アジア史研究」
高艷傑(厦門大学)「華僑問題と外交:1959年のインドネシア華人排斥に対する中国政府の対応」

8月11日(日)9:00~15:30(タイ時間)、11:00~17:30(日本時間)
【第3セッション(9:00-10:30) 司会:彭浩(大阪公立大学)】
指定討論と自由討論
討論者:
【韓国】鄭栽賢(木浦大学)、韓成敏(高麗大学)
【日本】佐藤雄基(立教大学)、平山昇(神奈川大学)
【中国】鄭潔西(温州大学)、鄭成(兵庫県立大学)

【第4セッション(11:00-12:30) 司会:鄭淳一(高麗大学)】
自由討論
討論まとめ:劉傑(早稲田大学)

【第5セッション(14:00-15:30) 司会:塩出浩之(京都大学)】
国史対話のこれから
閉会挨拶:宋志勇

※同時通訳
日本語⇔中国語:丁莉(北京大学)、宋剛(北京外国語大学)
日本語⇔韓国語:李ヘリ(韓国外国語大学)、安 ヨンヒ(韓国外国語大学)
中国語⇔韓国語:金丹実(フリーランス)、朴賢(京都大学)

※詳細は下記リンクをご参照ください。
・プロジェクト概要
https://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2024/03/J_Kokushi9_ProjectPlan.pdf
・ポスター
https://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2024/06/J_SGRAForum74LITE.png
・中国語版ウェブサイト

第 74 届 SGRA 论坛第 9 届日本・中国・韩国国史对话的可能性「东亚的“国史”与东南亚」


・韓国語版ウェブサイト

제74회 SGRA 포럼/제9회 한국・일본・중국 간 국사들의 대화 가능성 「동아시아의 ‘국사’와 동남아시아」

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★☆★お知らせ
◇「国史たちの対話の可能性」メールマガジン(日中韓3言語対応)
SGRAでは2016年から「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を続けていますが、2019年より関係者によるエッセイを日本語、中国語、韓国語の3言語で同時に配信するメールマガジンを開始しました。毎月1回配信。SGRAかわらばんとは別に配信するため、ご関心のある方はSGRA事務局にご連絡ください。
https://www.aisf.or.jp/kokushi/

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