SGRAメールマガジン バックナンバー
Important Announcement from the 6th Asia Future Conference
2020年12月24日 13:56:07
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SGRAかわらばん851号(2020年12月24日)
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新型コロナウイルスまん延で大変な1年間でしたが、
SGRAかわらばんをお読みいただき、ありがとうございました。
新年は1月7日から始めます。
みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。
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【1】第6回アジア未来会議の開催を1年延期します
【2】国史対話メルマガ#25を配信:李命美「私の高麗-モンゴル関係研究、『民主的市民の養成教育』についての断想」
【3】催事紹介:国際シンポジウム「近代日本の中国学の光と影」(2021年1月11日、オンライン)
【4】SGRAウェビナー「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」へのお誘い(2021年1月9日、オンライン)(再送)
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【1】アジア未来会議より重要なお知らせ
新型コロナウイルスの流行により、第6回アジア未来会議(AFC#6)の開催を1年延期します。感染が抑えられている台湾で会議を開催することはできますが、海外からの参加者が入国できるようになることを願って延期を決定しました。
◆第6回アジア未来会議の新しいスケジュール
日時:2022年8月26日(金)~8月30日(火)(到着・出発日を含む)
会場:中国文化大学(台北市)
プログラム:基調講演、シンポジウム、分科会(論文の口頭発表)、見学ツアー、ウェルカムパーティー、クロージングパーティー、優秀論文賞(AFC#6B)授賞式 他
◇延期に伴い下記の通り前年祭(プレカンファランス)を開催します。
日時:2021年8月26日(木)
会場:中国文化大学(台北市)を拠点にハイブリット式(対面、オンライン併用)で実施
会場におけるプログラム:基調講演、シンポジウム、台湾地区優秀論文の口頭発表
オンラインプログラム:優秀論文賞(AFC#6A)授賞式、優秀論文(AFC#6A)の口頭発表
◇論文の投稿、奨学金と優秀論文の選考について
2022年の開催までに、論文の発表要旨の審査、および奨学金と優秀論文の選考を2回繰り返して実施します(AFC#6AとAFC#6B)。
2021年に実施予定だった会議に向けて2020年9月20日までに投稿され、審査に合格した論文発表要旨を対象としたAFC#6A奨学金と優秀論文の選考は現在進行中です。選考結果は当初の予定通り発表します。
2020年9月21日から2021年8月31日までに投稿される論文発表要旨は、AFC#6B奨学金と優秀論文の審査対象となります。
詳細は下記リンクをご覧ください。
http://www.aisf.or.jp/AFC/2021/important-announcement/
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【2】「国史対話」メールマガジン第25号を配信
◆李命美「私の高麗-モンゴル関係研究、『民主的市民の養成教育』についての断想」
COVID-19の世界的な流行が長期化し、私たちの生活や価値観にもたらした、そしてもたらすであろう変化に関する考察が活発に行われている。そうした分析を重く、また興味深く受け止めているが、それと関連して書くことは筆者の知識と力量を超える。このエッセイでは、筆者の専攻ともっと直接的な関連のある、もう一つの「流行」について、簡単に話してみることにしたい。
韓国の教育学界では近年「民主的市民の養成教育」が強調されている。このような動きは韓国だけの問題ではないはずであり、また最近始まったことでもないが、「人文大学」で学位を取った筆者は、最近「師範大学」に所属し教師を夢見る学生たちを教えながらこのような熱風を文字通り体感している。教育部の支援を受け、大学では既存の講義を「民主的市民の養成教育」の趣旨に合わせて改善したり、関連する新しい講義を設け教員に支援金を支給したりしている。
中等教育を受けた学生たちに民主的市民としての資質を備えさせる教育という趣旨には同意するが、具体的に「どうやって?」という問題、特に筆者とこのエッセイを読む研究者たちの専攻領域である歴史教育においてこの問題をどう扱うべきかという問題は、やや複雑である。
続きは下記リンクからお読みください。
http://www.aisf.or.jp/sgra/kokushi/J_Kokushi2020LeeMyungmiEssay.pdf
※SGRAでは2016年から「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を続けていますが、関係者によるエッセイを日本語、中国語、韓国語の3言語で同時に配信するメールマガジンを開始しました。国史メルマガは毎月1回配信しています。SGRAかわらばんとは別にお送りしますので、ご興味のある方は下記より登録してください。3言語対応ですので、中国語、韓国語の方々にもご宣伝いただけますと幸いです。
◇国史メルマガのバックナンバーおよび購読登録は下記リンクをご覧ください。
https://kokushinewsletter.tumblr.com/
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【3】催事紹介
SGRA会員で東北大学国際文化研究科の朱琳さんから下記オンライン会議のお知らせをいただきましたのでご案内します。参加ご希望の方は、主催者に直接お申込みください。
◆国際シンポジウム「近代日本の中国学の光と影」
日時:2021年1月11日(月・祝)13:00~18:00
開催方法:Zoomによるオンライン開催(事前申込制)
参加定員:100名まで ※参加者多数の場合、先着順となります。
申込・お問合せ:
お名前、所属、メールアドレスをご記入の上、下記へご連絡ください。
[email protected]
申込締切:2021年1月9日(土)17:00
主催:東北大学大学院国際文化研究科
詳細は下記リンクをご覧ください。
https://asnet-utokyo.jp/news/external/6703
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【4】SGRAウェビナー「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」へのお誘い(再送)
下記の通り第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性をオンラインで開催いたします。参加ご希望の方は、事前に参加登録をお願いします。聴講者はカメラもマイクもオフのウェビナー形式で開催しますので、お気軽にご参加ください。
◆第65回SGRAフォーラム/第5回日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性
テーマ:「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」
日 時:2021年1月9 日(土)午後2時~5時15分(日本時間)
方 法:Zoom_Webinarによる
言 語:日中韓3言語同時通訳付き
主 催:渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)
※参加申込(下記リンクより参加登録をお願いします)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_qneDSQLgS4GWpaC1tLzuoQ
お問い合わせ:SGRA事務局([email protected] +81-(0)3-3943-7612)
■概要
渥美国際交流財団関口グローバル研究会(SGRA)では、2016年以来「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を4回実施してきたが、今回は初めて試みとしてオンラインで半日のプログラムを開催する。今回のフォーラムでは、3カ国の歴史研究者が近代史の中の感染症についての研究を発表し、東アジア地域の交流史としての可能性を議論する。
なお、円滑な対話を進めるため、日本語⇔中国語、日本語⇔韓国語、中国語⇔韓国語の同時通訳をつける。フォーラム終了後は講演録(SGRAレポート)を発行し、参加者によるエッセイ等をメルマガ等で広く社会に発信する。
■テーマ「19世紀東アジアにおける感染症の流行と社会的対応」
東アジア地域で持続的に続く交流の歴史の中で、感染症の発生と流行が日中韓3国に及ぼした影響と社会的対応の様相を検討する。感染症はただ一国にとどまらず、頻繁に往来した商人たちや使節などに因って拡散され、大きな人的被害を招いた。感染症が流行する中、その被害を減らすために、各国なりに様々な対処方法を模索した。これを通じて感染症に対する治療方法のような医学知識の共有や防疫のための取り締まり規則の制定などが行われた。この問題について各国がどのように認識し、如何に対応策を用意したかを検証し、さらに各国の相互協力とその限界について考える。
■プログラム
第1セッション(14:00-15:40)座長:村和明(東京大学)
【発 表】
韓国:朴漢珉(東国大学)「開港期朝鮮におけるコレラ流行と開港場検疫」
日本:市川智生(沖縄国際大学)「19世紀後半日本における感染症対策と開港場」
中国:余新忠(南開大学)「中国防疫メカニズムの近代的発展と性格」
【指定討論】
韓国:金賢善(明知大学)
日本:塩出浩之(京都大学)
中国:秦方(首都師範大学)
第2セッション(15:45-17:15)座長:南基正(ソウル大学)
【論点整理】劉傑(早稲田大学)
【自由討論】パネリスト(国史対話プロジェクト参加者)
【総 括】宋志勇(南開大学)
【閉会挨拶】三谷博(跡見学園女子大学)
※プログラム・会議資料の詳細は、下記リンクをご参照ください。
・プロジェクト概要
http://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2020/10/J_Kokushi4_ProjectPlan.pdf
・プロジェクト資料
・チラシ
http://www.aisf.or.jp/sgra/wp-content/uploads/2020/10/J-Kokushi5-Poster-light.jpg
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★☆★お知らせ
◇「国史たちの対話の可能性」メールマガジン(日中韓3言語対応)
SGRAでは2016年から「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議を続けていますが、2019年より関係者によるエッセイを日本語、中国語、韓国語の3言語で同時に配信するメールマガジンを開始しました。毎月1回配信。SGRAかわらばんとは別に配信するため、ご関心のある方は下記より登録してください。
https://kokushinewsletter.tumblr.com/
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●エッセイの転載は歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
●配信されたエッセイへのご質問やご意見は、SGRA事務局にお送りください。事務局より著者へ転送します。
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関口グローバル研究会(SGRA:セグラ)事務局
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電話:03-3943-7612
FAX:03-3943-1512
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